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論文

Search for neutron excitations across the $$N=20$$ shell gap in $$^{25-29}$$Ne

Belleguic, M.*; Azaiez, F.*; Dombr$'a$di, Zs.*; Sohler, D.*; Lopez-Jimenez, M. J.*; 大塚 孝治*; Saint-Laurent, M. G.*; Sorlin, O.*; Stanoiu, C.*; 宇都野 穣; et al.

Physical Review C, 72(5), p.054316_1 - 054316_7, 2005/11

 被引用回数:41 パーセンタイル:89.53(Physics, Nuclear)

原子核の殻構造が不安定核で変化する可能性が指摘されているが、その是非を明らかにするにはいわゆる侵入者状態の励起エネルギーを系統的に調べることが必要である。この論文では、GANIL研究所で不安定核$$^{26-28}$$Neの新たな準位を見つけ、その結果を原研らのグループによってなされたモンテカルロ殻模型計算の結果と比較したものである。これらの不安定核を$$^{36}$$S$$^{16+}$$ビームの入射核破砕反応によって生成し、脱励起$$gamma$$線を観測することにより、新しい準位を見つけた。$$^{26,27}$$Neにおいては、観測された準位は$$sd$$殻を仮定した殻模型計算の結果とよく一致し、低励起状態において侵入者状態は見つからなかった。一方、この実験で新たに見つかった$$^{28}$$Neにおける2.24MeVの状態は、旧来の$$sd$$殻模型で対応するものが存在しないため、侵入者状態が支配的と考えられる。実際、モンテカルロ殻模型計算によって2.2MeV付近にこのような$$0^+$$状態があると予言される。この実験で得られたN=18核における非常に低い$$0^+$$状態の存在は、不安定核においてN=20の殻ギャップが非常に狭まっていなくては説明できず、不安定核で魔法数が消滅するメカニズムの解明に大きな知見を与えるものである。

論文

A New isomer in $$^{136}$$Ba populated by deep inelastic collisions

静間 俊行; Gan, Z. G.*; 小川 建吾*; 中田 仁*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 早川 岳人; 初川 雄一; 菅原 昌彦*; 宇都野 穣; et al.

European Physical Journal A, 20(2), p.207 - 210, 2004/04

 被引用回数:13 パーセンタイル:71.74(Physics, Nuclear)

深部非弾性散乱反応により$$^{136}$$Baの核異性体の同定に成功した。$$gamma$$線の同時計測データーの解析から、核異性体の励起エネルギーを3357keV、スピン及びパリティを10$$^+$$と決定した。また、$$gamma$$線の時間相関の分析から、核異性体の半減期として、94$$pm$$10nsを得た。さらに、殻模型計算から、核異性体に対して、2つの中性子が$$h_{11}$$軌道をとる配位であることを明らかにした。

論文

High-spin structure in $$^{185}$$Os

静間 俊行; 御手洗 志郎*; Sletten, G.*; Bark, R. A.*; Gjorup, N. L.*; Jensen, H. J.*; Piiparinen, M.*; Wrzesinski, J.*; 清水 良文*

Physical Review C, 69(2), p.024305_1 - 024305_18, 2004/02

 被引用回数:15 パーセンタイル:65.31(Physics, Nuclear)

$$^{176}$$Yb($$^{13}$$C,4n)反応を用いて、$$^{185}$$Os原子核の高スピン構造の実験的研究を行った。その結果、これまで知られていた1準粒子配位に基づくほとんどの回転帯に対して、より高い励起準位まで観測することに成功した。また、新たに、多準粒子配位に基づく回転帯を発見し、g因子の測定により、ニルソン配位を決定した。さらに、励起エネルギー5008keVに、半減期18ナノ秒を持つ、新しい核異性体の同定に成功した。本論文では、K禁止の度合いについて、量子トンネリング模型と比較分析を行う。

論文

Inelastic excitation of $$^{187}$$Re

静間 俊行; 藤 暢輔; 大島 真澄; 菅原 昌彦*; 松田 誠; 早川 岳人; 小泉 光生; 長 明彦; Zhang, Y. H.*; Liu, Z.*

European Physical Journal A, 17(2), p.159 - 165, 2003/06

 被引用回数:10 パーセンタイル:55.62(Physics, Nuclear)

加速エネルギー500MeVの$$^{82}$$Seビームを$$^{187}$$Reに照射し、非弾性散乱反応により、$$^{187}$$Re原子核の励起状態を生成した。放出$$gamma$$線をゲルマニウム検出器により計測した。その結果、$$5/2^+$$[402]と$$9/2^-$$[514]の準粒子配位をもつ2つの回転バンドについて、それぞれ、$$I^pi=(21/2^+)$$ and $$(21/2^-)$$まで観測でき、そのバンド構造は、回転模型により説明できることを明らかにした。また、励起エネルギー1682keVに、新たに半減期114(23)nsの核異性体を発見した。この核異性体の準粒子配位や、崩壊機構について議論する。

論文

Yrast bands in N=91 isotones

早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 篠原 伸夫; 藤 暢輔; 御手洗 志郎*; 静間 俊行; et al.

European Physical Journal A, 9(2), p.153 - 156, 2000/10

 被引用回数:17 パーセンタイル:66.14(Physics, Nuclear)

$$^{155}$$Gd原子核ではクーロン励起において基底状態回転バンドとパリティーの異なる回転バンドの原因不明の非常に大きな生成が判明している。このメカニズムを探るために、原研タンデムで重イオンを加速して金属薄膜に照射し、完全核融合-蒸発反応を起こし$$gamma$$線核分光実験を行った。そのデータの中に$$^{153}$$Smの新しい励起状態のデータが含まれていることが判明した。それまで、$$^{153}$$Smの基底状態バンドは21/2$$^{+}$$までしか知られていなかったが33/2$$^{+}$$まで観測することができた。さらに、N=91のisotoneの$$^{155}$$Gdと基底状態バンドと$$gamma$$線のエネルギーが5keV以内で一致しているidentical bandと呼ばれる状態になっていることが判明した。低スピン領域のidentical bandは報告数が少なく貴重である。

論文

Rotational bands of $$^{155}$$Gd

早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 御手洗 志郎*; 清水 良文*; 大坪 慎一*; 静間 俊行; et al.

AIP Conference Proceedings 495, p.235 - 236, 1999/12

$$^{155}$$Gdの高励起状態を作り、$$^{155}$$Gdから放出される$$gamma$$線を測定することによって、核構造研究を行った。$$^{12}$$Cビームを原研タンデムで加速し、$$^{150}$$Ndの金属ターゲットに照射することによって、($$^{12}$$C,$$alpha$$3n)反応により$$^{155}$$Gdの高励起状態を作り出した。GEMINIを用いて$$gamma$$線の多重測定を行った。3/2$$^{-}$$バンドについては25hのスピンを持つ高励起状態まで初めて観測した。さらに未知の回転バンドを発見した。クランキングシェルモデルと改良したTACモデルで計算を用い、TACでよりよく説明できる。このことは、変形した$$^{155}$$Gd原子核が、回転が上がるにつれ、回転軸方向を変える現象があることを示した。

論文

Rotational bands of $$^{155}$$Gd

早川 岳人; 大島 真澄; 初川 雄一; 片倉 純一; 飯村 秀紀; 松田 誠; 御手洗 志郎*; 清水 良文*; 大坪 慎一*; 静間 俊行; et al.

Nuclear Physics A, 657(1), p.3 - 18, 1999/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:70.55(Physics, Nuclear)

$$^{155}$$Gdの高励起状態を作り、$$^{155}$$Gdから放出される$$gamma$$線を測定することによって、核構造研究を行った。$$^{12}$$Cビームを原研タンデムで加速し、$$^{150}$$Ndの金属ターゲットに照射することによって、($$^{12}$$C,$$alpha$$3n)反応により$$^{155}$$Gdの高励起状態を作り出した。$$^{155}$$Gdは中性子数が比較的多いために、このような核反応によって生成する断面積は小さい。そのために、Si-ballを用いた。GEMINIを用いて$$gamma$$線の多重測定を行った。$$^{155}$$Gdの回転バンドを3個同定した。3/2$$^{-}$$バンドについては高励起状態(25h)まで初めて観測できた。さらに未知の回転状態を発見した。これらの回転状態について、クランキングシェルモデルとTilted Axis Cranking modelで計算を行い、原子核の回転速度が上がるにつれ、回転軸方向が変わる現象があることを示した。

論文

High spin states of $$^{132}$$Cs

早川 岳人*; J.Lu*; 古野 興平*; 古高 和禎*; 橋本 奈美*; 斉藤 武彦*; 小松原 哲郎*; 大島 真澄; 初川 雄一; 静間 俊行*; et al.

Z. Phys., A, 357(4), p.349 - 350, 1997/00

原研タンデム加速器を用いて$$^{132}$$Csの核構造の研究を行った。タンデム加速器を用いて$$^{11}$$Bイオンを加速して、$$^{124}$$SnにPbを蒸着した薄膜に照射して、核融合反応を引き起こす。生成された原子核は、高い励起エネルギーと大きな角運動量を持つ励起状態にある。励起状態にある核は安定状態では存在しない様々な形状、運動状態を持つ。原子核が冷える過程で放射される$$gamma$$線をミニクリスタルボールを使って測定し、励起状態を観測した。この実験によって初めて$$^{132}$$Csから放射される$$gamma$$線を測定し、かつ、形状の異なる4種類の回転状態を測定した。なお、この研究は筑波大学との共同研究である。

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